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上野(2004/6/13)「蛍/ハレム」レポ
 
(香盤)1七雪ニコ,2及川蘭,コント,3相田樹音,4泉希,5早瀬みな,
6千堂あやかの皆さん。回により多少の違いがありました。
 
劇場に着いたのがお昼の12時半の少し過ぎ。平常料金で4500円。すぐ中に入る。
混んでいる!入口まで立ち見客でいっぱい。相田ファンも何人かいた。
ステージは相田さんの最中だ。
やや落とした照明の下、涼しさを思わせるBGMが流れ、
樹音さん青の浴衣姿で、丸盆で、かぶりつきのお客に帯を解かせている。
そのあとゆっくり本舞台に下がり、
後ろ向きで浴衣の襟を下げて、背中を見せてふりむく。
和・涼・艶なんて文字が脳裏をかすめる。
これが見られただけで、今日来た価値はじゅうぶんあると思った。
樹音さん、扇子を手にゆっくり丸盆にやってきて、ベッドショーになる。
時に扇子で自分の体を愛撫したり。
このあたり、人の背後からなのでよく見えなかったが、
浴衣がはだけていくのが、なまめかしくも、涼しげ。 日本の夏。
そして物語の終わりを告げるようなBGMが流れる。
樹音さんさわやかな笑顔で片足立ち、ポーズベッドに入る。
最後はブリッジから起き上がり、
小道具の虫かごを持ってポーズ。
「ありがとーございましたー」と言って引っ込む。(拍手)暗転。
 
場内が明るくなり、乗りの良い日本音階の曲が流れる。
樹音さん、浴衣を羽織って再登場。ポラロイドショーになる。
大勢が撮っていた。かなりポラ押ししている様子。
ポラが終わるとBGMが大きくなる。
樹音さん浴衣に扇子でにこやかにオープン。タンバと手拍子で応援。そして
「ありがとーございました。ごゆっくりねー」と言って引っ込んでいく。(拍手)
この時点で12時58分。
 ……(中略)……
ラスト(6人目)の踊り子さんが終わったのが2時29分。すぐフィナーレになる。
踊り子さん6人全員が思い思いの衣装で華やかに出てくる。樹音さんは臙脂(えん
じ)色のランジェリーふうの衣装に白のハイヒールだったと思う。
そのあと合同ポラ。
そのあと相田さんと何人かの踊り子さんが残ってビール販売。それが終わると休憩
時間。場内はまだ混んでいて、席は一向に空かない。
 
2時50分になって2回目の開演。
トップは1番目と2番目の踊り子さんのWステージ。
(このあたりで僕はやっと一番後ろの席に座れた)
次は男2人のコント。終わり際、一人が「このあとは相田樹音さんです。(奥に向
かって)相田さん、用意はよろしいですか」。すると「よろしいですよー」と相田
さんの声。
 
コントの2人が去り、舞台暗転。
暗い中、相田さん出てくる。今回は洋装のようだ。アナウンスで紹介される。
(この時点で午後3時35分)
相田さん、舞台中央で後ろ向きに腰を下ろしたようだ。
一瞬の静寂。
BGMが流れる。荘重でオリエンタルな曲。照明がつく。
相田さん白いふわっとした衣装で座っている。ゆっくりふりむく。
頭に白い薄地のベールをかぶり、胸の部分は金色で、おなかがあいていて、腰から
下は白い薄地のアラビアンな衣装。手にソフトボール大のミラーボールを持っている。
そして透明感のある女性ボーカルが流れる。
樹音さん、ゆっくり立ち上がって舞い始める。
神秘的で妖艶。ゆっくりの動きだが、しだいに引き込まれていく。
樹音さんミラーボールを片手に持ったり、両手でかかげたり。
輝くボールが人類の運命のように、生命の象徴のように見えてくる。そして
地球に見え、太初の宇宙に見えてくる。物質とエネルギーと、
そしてたましいの根源の。
曲が速くなる。
樹音さん両手は斜め上に上げたまま、腰を左右に振ったり前後にバンプさせたりグ
ラインドさせたり、ベリーダンスになっていく。
タンバ、手拍子も、魅せられたように踊りと一体になっていく。
樹音さん顏の表情はあくまで涼しげ。上体はほとんど動かさず、腰から下だけで踊
っている。静と動の緊張感。
踊りはしだいに激しくなっていく。
興奮が頂点に達した所でピタッと止まり、ニッコリ。(拍手)。
暗転。一旦引っ込む。
 
打楽器のBGM、そして重低音が響く。女性ボーカル。
何かが起こりそう。
樹音さん、シースルーの短いベッド着で再登場。今度はバレーボール大のミラーボ
ールを持っている。宇宙がすこし膨張したようだ。
そしてベッドショーになる。
ミラーボールを使って新体操のボール競技のようにしたり。
バレーのアラベスクのようなポーズを決めたり。
Y字バランスで、ゆっくり丸盆を1回転したり(この劇場は丸盆が回転しないので)。
両手でボールを掲げたまま上体を反らし、背後にボールを置いたり。かなりアクロ
バチック。
次の曲。東洋的な笛の音、そしてオペラを現代的にしたような曲が流れる。照明は
落としていて、雰囲気を盛り上げている。
樹音さん、ミラーボールを股間に挟んだり、
寝そべってボールを体の上に転がしたり。
少女のボール遊びのようにしたり、
ほおずりしたり愛撫したり。
宇宙は、神のちょっとしたいたずらから始まったのかもしれない、なんて気がした。
(このへんでボールを一旦客に渡したかもしれないが、よく覚えていない)
ここで樹音さんパンツをぬいで、ゆっくりベッドショー。
そして寝てしまう。
次の曲。神話的な曲。
樹音さんボールを持ってゆっくり後ろ向きに立ち上がり、両手でボールをかかげる。
そして、ラストのポーズベッドに入る。
ボールを使いながら。片手片足立ち、ブリッジ等々かなりアクロバチックなポーズ
があったが、技巧に走らず、神秘的でありながら、自然。
最後は片手にボールを持ってすっくと立ち、
「ありがとーございましたー」と言って引っ込む。拍手。暗転。
 
照明がつく。舞台中央にミラーボールが残っている。
少しして「はーいみなさんこんにちわー」と言って樹音さん再登場(拍手)。
ピンクのランジェリーふうのポラ着で、頭に白い羽のような飾り。
ポラロイドショーになる。
一人で大量に撮る人がいて、相田さん色々なポーズをしていたが、しまいに「ネタ
が切れてきた」(笑)
その後も撮る人が続く。差し入れを渡している人もいた。
和やかにポラショーは終わり、樹音さん荷物を持って又一旦引っ込む。
BGMが大きくなる。樹音さん今の衣装で出てきてオープンステージ。タンバ・手
拍子で応援。明るく決めていた。
そして「どーもありがとーございましたー」と言って引っ込む(拍手)。この時点
で4時13分。
 ……(中略)……
ラストの踊り子さんが終わったのが5時35分。
すぐフィナーレ。相田さんは今回は空色(か藤色)のランジェリーふうの衣装。
そして合同ポラ。5時50分ころ終わる。
そのあとビール販売。それが終わると休憩時間。このへんで場内は少し空いてきた。
 
6時3分前になって、3回目の開演。
トップは又、1番目2番目の踊り子さんのWステージ。やはりポラ押ししているようだ。
それが終わって舞台暗転。次はコントかなと思っていると、
 
「よろしくお願いしまーす」と言いながら相田さんが何か荷物を持って出てきて、
舞台下手そでに置いた。今回は着物姿のようだ。
アナウンスで相田さんが紹介され、照明がつく。
樹音さん紺色の浴衣に赤い帯。髪は「トトロ」のメイみたいに頭の左右に軽く束ね、
花飾りをつけている。
そして、ちょっと村まつりのような曲に乗って、両手に鳴子(なるこ)をカスタネ
ットのように鳴らしながら踊る。
時々ひざを曲げて足を軽く後ろに蹴り上げた所が子供っぽくて可愛い。
少し踊ると、舞台そでに行って、さっきの箱から点灯した懐中電灯を2本持ってき
て、上手のお客に渡す。又箱から2本取り出して、今度は下手のお客に渡す。次は
中央のお客に、というふうに懐中電灯を10本ほどステージまわりのお客に渡して
いく。
静寂。
舞台奥には夜空を表すような照明。
ステージ回りにはホタルに見たてた懐中電灯がたくさんゆれている。
ほー、ほー、ほーたる来い、といった感じのイントロ。そして静かな、なつかしい
ような、日本情緒のBGM。
劇場空間の中に、日本の原風景がみごとに創り出された。
ものすごく自然が濃かった時代の。 思わず、胸がきゅーっとなってくる。
 
ここから相田さん(浴衣の少女)の一人芝居。
舞台中央に立って客席を向いて、
「わあ、たくさんのホタル、なんてきれいなの。
 ホタルさんたちー、こんばんわー」
 客席から「こんばんわー」という声。
相田「人間の言葉が話せるのね、すごいなー」(笑)
 
曲の中にリーンという鈴の音が入り、涼を演出。
少女は虫取り網を取りだして、ホタル狩り。ちょっと手付きがおぼつかない。
「つかまえたー」と言って網でさっと草むらに見たてたステージでホタルを捕るし
ぐさ。
少女は網を見てみる。何も入っていない。きょとんとした顏、また別の所に行って
網で「つかまえた」
網を見る。「あれ?」首をかしげている。これが可愛い。
今度は上手のステージに行って、
「つかまえたー!」と言ってお客の頭に虫取り網をかぶせる。お客は笑っている。
少女は網を見ると、小さく蛍光色に光っている点がある。
(小道具の使い方がうまい)
少女はにっこり笑って網からそれを取り出し、虫かごに入れる。
また虫取り網でホタルを取る。そんなことを何回かやって、
虫かごの中に「ホタル」が数匹たまる。
少女は虫かごを大事そうに持って本舞台に置くと
「ホタルさーん、死なないでねー」
次のBGM。静かな、笛の音を思わせるような曲。
いったんスポットライトがあたったと思う。(時間がたった?)
樹音さん、ステージを土手に、客席を小川に見立てて
無邪気に、足を浸したり、両手で水を掬(すく)ったり。
ちょっといたずらっぽく、お客の頭に水をかける仕種をしたり。
パチャパチャいう音が聞こえてきそう。
深い自然に抱かれて、無心に水と戯れる少女−失いかけているものの大切さ、
美しさ。
 
そして樹音さん、ゆっくり丸盆の先まで来て、
そこのお客に帯を解かせる、
(僕は1回目の、このあたりで入ってきたわけだ)
次に上手のお客に白い腰紐を解かせる。
もう一人くらいに、そのような事をやって、
そして、浴衣の裾がはだけた状態で、
ゆっくりと本舞台に下がっていく。
そして後ろ姿で肩を露にし、
ゆっくりとふりむく。決まった。
再び丸盆にやってきて、ベットショーに入る。
うつぶせで浴衣がはだけた時の背中が美しい。
そして和のオナベッド…
 
次の曲−物語の終わりを告げるような曲。
樹音さん、喜びも悲しみも知った、すべてを包みこむような笑顔で、ゆっくりとポ
ーズベッドに入っていく。
片手片足立ちや、バレーのようなポーズが
浴衣にもしっかり合っている。
それから腰を下ろして(丸盆が回転しないので)自分で回っていく。
この時、合掌のようなしぐさがあったように見えたが、気のせいかもしれない。
曲は終結に向かう。 
樹音さん、目をとじてブリッジ。
そして、ゆっくりと起き上がり、
ゆっくりと本舞台に下がっていく。
振り向いて艶姿を決め、
「ありがとーございましたー」(拍手)
暗転、拍手の中を樹音さん去る。
舞台には虫かごが残っている。
中のホタルは、まだ光っていた。
 
場内が明るくなり、BGM(最初の曲)が流れる。
アナウンス「ステージ変わりましてポラロイドショーでお楽しみください」
少しして、樹音さん
「皆さんご協力ありがとーございました」と言って再登場。浴衣に手鞠を持っている。
「今回が一番きれいだったかも」
そしてポラショーになる。
今回は小道具が多い。虫取り網、虫かご、手鞠、それに、縁日で売っているストロ
ーに笛のついたようなおもちゃ、などなど懐かしいものばかり。今回も取る人が多
い。色々なポーズの希望が出たが、やはり(浴衣を着て手鞠を持った所など)日本
情緒に浸りたいという人が多いように見えた。
そんなふうにしてポラが終わると、曲が大きくなり、オープンステージ。
樹音さん道具をかたずけていく。かたずけおわって、今から踊る、と思っていると、
もう曲が終わってしまった。ニコッと笑って
「はいどーもありがとーございましたー」と言って去っていく。(暖かい拍手)
 ……(中略)……
ラストの踊り子さんが終わったのが夜の8時25分。
すぐフィナーレ、相田さんはピンクのランジェリーだったと思う。
そのあと合同ポラ、そしてビール販売。
この回が終わったのが8時45分。
ここで僕は劇場を出た。                          おわり


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